こんにちはオオ氏です。
先週、妻が交通事故(追突されました)に逢いました。
リハビリに行っているようですが、電気治療のみです。
正直、電気治療だけで治ってたら、セラピストいりません。
多くの場合、セラピストが関わることが少なく、電気治療のみで対応している病院が多い印象があります。なかなか病院では治らずに整体、整骨、鍼灸などに行く人も。
今日お話ししたいのは、交通事故患者さんの体についての見解です。
私の個人的な見解が満載ですが、なにか参考になれば幸いです。
今回は妻の症状を中心に話を進めていきます。
妻の特徴的な症状
①首を動かしにくい、動かせない
首の骨(頸椎)と背骨(胸椎)の
並び方が悪く、
第3胸椎、第4胸椎、第5胸椎が特に悪い状態でした。
(アライメント不良と可動制限強い状態)
頸椎全体をやや右に向けた状態(右回旋させた位置にポジショニング)で筋膜が緩みやすいです。
背骨の一番下の骨(尾骨)は先端部が右に変位していました。
②呼吸が深くできない
呼吸をするための筋肉(横隔膜)が
下がり、
あばら(肋骨)と胸の骨(胸骨)が開くことで、胸郭が広がって、中の肺が膨らみます。そのおかげで、鼻や口から息を吸い込むことができます。
しかし、妻の肋骨と胸骨はあまり大きく動かすことができていない状態でした。事故の衝撃が加わると、力が筋膜を伝って全身を駆け巡り、衝撃が加わった状態でフリーズしてしまいます。
③右顎が噛むと痛い
口の開閉だけだと問題なく遂行できますが、ご飯を食べるための開閉動作(咀嚼)の時だけ、痛みが右耳の前方に出ています。この位置は顎関節があるところです。
④目が渇いたような感覚があり、目の奥が痛い
右目の奥がずわぁんと重いような痛みと目の渇きが出ています。
後ろ頭(後頭骨)と首の骨(頸)の関係性の悪さに加え、脳と神経を包む膜(硬膜)の滑らかな動きが減っているのを感じます。
眼球の表面は角膜、強膜とつながっており、それが硬膜へと連なっています。
停車中に後ろから追突され、外力が背中から入った時に、尾骨から仙椎、腰椎、胸椎、頸椎、頭蓋、硬膜まで影響を受けやすいと考えています。
硬膜と眼球も繋がりあっているので、硬膜からの影響もあり、目の奥に違和感を覚えている可能性もあります。
目の周りの骨(眼窩)を構成する骨の一つに上あごの骨(上顎骨)が含まれており、他の頭の骨との関係性がよくない可能性もあります。関係性がよくないとは骨同士の位置や各骨の滑走性などが損なわれていることを指します。
症状まとめ
①首が動かしにくい
②呼吸が深くできない
③顎が痛い
④右目の奥に違和感と目の渇き
本人が感じている症状は上記の通りです。
私が感じている主な問題は下記のとおりです。
①背骨と頭蓋のアライメント不良
②一次呼吸が大きくない
一次呼吸とは生命が生きていく上では必要不可欠なものであり、母親のお腹にいるときから始まっている細胞の呼吸です。一次呼吸がリズムよく滞ることなく機能することで健康な状態が維持されます。
要するに一次呼吸が大きくない状態では健康な状態を維持することが困難、治癒力が発揮されにくい状態であるということです。
‘一次呼吸が大きくない‘と‘深く息が吸えない‘とは別物です。
今日は症状と私自身が感じ取った見解で、いっぱいになってしまいました。申し訳ございません。
結論から言うと、上記の症状は2回の施術で落ち着いてきております。本人の治癒力もすごいです。一生懸命に元に戻ろうとしています。
次回、私が行った施術と、セルフケア(自分でできる体調管理)を話させてもらいたいと思います。
今日はここまでとなりますが、最後まで見ていただきありがとうございました。